龍門社 会長 大藪清雅について、プロフィールをご紹介します。墨(すみ)2005年5・6月号「174号」に掲載された記事をご紹介します。龍門社は篆書を教える唯一の道場です。

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プロフィール 龍門社 会長 大藪清雅について

大藪 清雅(おおやぶ せいが)

森岡峻山に師事。現在、読売書法会幹事、京都市芸術文化協会評議員、京都書道連盟参与。京都勤労者書道連盟審査員総務理事。日本書芸員無監査。水穂会理事。
篆書は「円勁古雅」を旨とする     龍門社 会長 大藪清雅
龍門社は、厳父であり師であった森岡峻山先生が昭和十四年に創設されました。先生が篆書の道を究められただけに、篆書を教える唯一の道場であり、毎年開催する書展も篆書作品が多くユニークな存在であると自負しています。しかし、篆書を織るには相当な努力が必要です。臨書を基礎として、一線一画、筆遣い、筆速、そしてリズムを筆によって再現することや、古典の格の高さと表現力のすばらしさをよく見極めることを心がけています。私自身、師には「常に字書と首っ引きで、高度な創作をするように」と厳しく教えられました。
  篆書を始めて見たときは、点画が複雑に見えてどのような筆順で書いたら良いか分からなかったことを覚えています。しかし書いてみると案外楽しいもので、どっしりとした力強さと表現の多彩さ、余白と調和に惹かれてました。篆書は私たちが現在使っている漢字のルーツであり、篆書を読み解き、字源を探るのも楽しい創作のプロセスの一つ。究めるほどにおもしろさが増して行きますね。
「篆書の魅力とは?」と問われれば、やはり装飾性に富んだ絵画的造形を創り出す、あの荘重な美しさが挙げられます。構造は至って単純に見えるのに、なんと不思議なことでしょうか。伸びやかさと力強さが同居し、深く味わいのある線質が造形の美しさを際立たせます。その造形美は伝統的な和風建築にも、現代的な建築にもマッチするようです。その柔軟さも、作品を作る際のおもしろさにつながっていると言えるでしょう。
以前、「篆書は『円勁古雅』旨とする」と聞かされたことがありますが、強い筆力でありながら、角を立てず、美しく調和した状態を言うのではないでしょうか。まさに篆書を表現するのにぴったりの言葉だと思います、篆書を学ぶことに誇りを持ち、その時代の書者の美意識を感じとりたい。そして、それを私たちの書にどう生かしていけばよいのか、ひたすらに研鑽を重ねて、高度な創作活動を続けていきたいと考えています。
〜 墨(すみ) 2005年5・6月号「174号」より 〜



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